IOH11月公演
−−虹の降る場所−−


作・演出

 林 邦應

出演

小野ヨシミ、名和利志子、磯部 弘、山本正之、農塚誓志、安室満樹子、
菊川 淳、今井久美子、嶋田大輔、北村易子(東京キッドブラザーズ)、
石山博士(カラーズ)、田中優樹(現代制作舎)

ストーリー(チラシ抜粋)

純也は、あっけなく事故で亡くなった妻の母と暮らし始めて半年になる。 血がつながっていなくても家族は家族。今日も季節はずれの夕立の中、些細なことで大げんかをしてしまった。
いつもの事とはいいながら、気まずさにふと空を見上げると、大きな虹が窓の外に拡がっている。
「虹の降る場所には幸せがあるんだって。そこにいる人には虹が見えるのかね?」
振り返ると怒ったような、少し悲しそうな義理の母の顔があった−−−。

木造アパートの階段で、その母が倒れるところから物語ははじまる。
ほんの些細な出来事は、いつの間にやら親戚、会社の同僚、アパートの住民、そして最近付き合い始めた 恋人を巻き込んでの大騒動となっていく・・・・。
”虹の降る場所には幸せが訪れるという。その夜、確かにアパートの一室には虹が降っていた”
おかしく、せつないIOH版家族シリーズ第6弾!!

公演スケジュール

1999年 1011121314151617
 11月 
PM2:00      
PM6:30      
PM7:30  

(上記は開演時間。開場は開演30分前。開場1時間前に整理券発行)

チケット

 前売り3,000円、当日3,500円(日時指定・全席自由)
 (前売開始は10/10、文化放送ちけっとぽーと(03-3357-9999)、チケットぴあ(03-5237-9988)))

劇場

 下北沢駅前劇場

問い合わせ先

文化放送ちけっとぽーと(03−3357−9999)
オフィス・アイオー(03−4324−4277)

感想

13日のソワレを観てきました。今回は客演の二人も交え、大人数の芝居。最初の15分くらいがちょっと 苦痛。バタバタした感じの舞台になっててイヤ。純也役の田中さん(客演)は、そんな中でおとなし目の演技で○。 かつて林さんが出ていた頃の存在感がしました。他方、IOHにしては珍しく下ネタがあったのは×。必要ないんじゃないかなぁ・・・。
ストーリーは至極わかりやすく(チラシのストーリーとはちょっと違う)、終盤近くになると、まわりから啜り泣きの音がたくさんしていました。
ラストでは、私と仲間とで解釈が分かれました。私は少数派だったのですが、作者の思惑は・・・。(秘密)
エピローグ的な無言劇で役者全部が出てくるまとめ方は◎。洒落ていた。