東横線学芸大学駅にある手打ちうどんのお店である。あれ？「酒」のページじゃないの？？ はい、敢えてご紹介のお店。酒が呑めるんだな、これが。
もともとは、４０年以上前からこの近くにあったうどん専門のお店。最初は駒沢通りに面していて、高校時代、部活帰りに空腹を満たすために通った。卒業後も大学時代は高校でコーチをしており、たまに顔を出してました
当時は威勢のいい（＝口の悪い）おばちゃんと、せんだみつお似の息子さん、息子さんの奥さんで店を切り盛り。ご家族の他にも何人か従業員がいて、その中で一番若かったのが五郎さん。
私が就職して少し足が遠のく中、おばちゃん一家は茅ヶ崎に店を移し、のれん分けされた五郎さんが、昔の店の近くに奥さんと一緒に店を開きました。
五郎さんは私と同い年。若く見えますよねぇ。奥さんの直美さんも、初めてお逢いしたときから全く変りなく若い。
お店は２００５年１２月にリニューアルし、席数も倍近くになり、内装もおしゃれで落ち着いた感じに。それを機に、酒肴メニューも充実。「さっと呑んでガッツリうどん」も「美味しい肴でじっくり呑んで、〆にうどんを少々」もできるように。
私は、ひとりのときは、カウンターに座り、まずはビールを突き出しと刺身で呑んだあと、その日の気分で日本酒（冷酒でも冷や（常温）でも）を何杯か頼んで、もうひと品、ふた品。最後は少々小さめのうどんで仕上げというパターン。左の写真（2023.5.20のメニュー）のように、肴もたっぷり。普通の居酒屋よりも多いくらい。しかも安い。 揚げ物が多いのはうどんとの相性を考えてなのか。
お刺身は三点盛り１２００円がお値打ち。
飲み屋さんじゃないが日本酒も焼酎も数銘柄。
さて、看板のうどんは、もっちり、コシがある。温かいうどんでも角がある。そもそも、おいらはここ(の先代)のうどんでうどん好きになったから、このうどんが舌に合うのは当たり前。
丼モノ、定食も充実。自分は、ご飯モノはネギトロ丼のセットを食べたことがあるだけだけど、うまかった。でも、やっぱり「さぬきや」と言えばうどんでしょ。
古くからの常連さんに人気だったカレー玉ちらし（ざっくり言えばカレーうどんに溶き卵を混ぜた感じ）が裏メニューから定番になるなど、メニューの移り変わりも楽しい。２０２３年の夏からは「ひやあつカレーうどん」なる新メニューが登場。もちろん、「ひやあつカレー玉ちらしうどん」もあります。たくさんのスパイスが感じられるカレーうどんに、トロトロ半熟の溶き卵。そしてコシのある冷たいうどん。騙されたと思って、オーダーしてみて下さいませ。「昔なじみ」でなかったとしても、フラっと寄って、一杯呑んでいきたい店です。隣に、人気女優さんがご家族で食事されてたこともあって、びっくり。
(2023.6.1加筆修正）
【データ】
「さぬきや」場 所
目黒区鷹番３−１９−１５（地図をクリックすると大きくなります。）
東急東横線「学芸大学」駅から徒歩４，５分。
１ 学芸大学駅改札を出て左側、西口方面「学芸大学西口商店街」を１８０ｍ。
２ auショップのある交差点を右に曲がり５０ｍ。
３ 左側の餃子やサンの角を左に曲がり、路地に入る。
４ 左側、児童公園の先にあるのがさぬきや。
電 話
０３−３７１０−０５５７
営業時間
昼の部 １１：３０〜１４：００
夜の部 １７：３０〜２１：００
定休日
日曜・祝日
キャパ カウンター５席、大テーブル８名、小テーブル２名×７
