地酒屋「来会楽」さてさて。来会楽です。「こあら」と読みます。来て、会って、楽しい店。文字どおりのお店です。２００８年暮れ、１０数年慣れ親しんだ四谷・杉大門通りから、ママの実家がある武蔵小山に移転。（店の名前は、四谷で開店したとき、ママさんのお母さんがオーストラリア旅行をしてコアラが可愛いかった・・・っていう話から決まったんだって。） 料理担当のマスターの長谷川さん（動物占いではたぬき）と、酒担当のママの栄さん（同じくチータ。残念ながらどちらも子守熊じゃない・・・）のご夫婦で切り盛りしている店。２０人もはいれば一杯になっちゃう、アットホームな店です。年に２回、客が投稿する俳句大会なんてのもやっていて、入賞すると地酒が賞品。  マスターとママはお二人ともランナー＆サイクリストでもあり、最近はシーカヤックや乗馬にもハマってらっしゃいます。二人に触発されて、客もジョギング、マラソンを始める人が多く（ぴなもその１人なのだ）、客同士で駅伝のチームを作って大会に「来会楽チーム」で参加しちゃったりするほどです。そっちの話をしても面白いですよ。ちなみに、マスターは「２４時間耐久登山マラソン」（長谷川恒男カップ）を完走されました。ここの売りはとにかく日本酒。常時数１０種類を提供。 ある日のラインナップは「由利正宗 大吟醸」「黒龍 純米大吟醸」「蘭奢待 大吟醸」「鄙願 大吟醸」「十四代 純米吟醸」「黒松翁 純米吟醸生」「綿屋 特別純米」「奥播磨 袋搾り純米吟醸」・・・、と、日本中の美味しいところを揃えてありました。 酒を引き立てるのが料理。これも季節、季節で違うので紹介しにくいのだけど、ぼくらの仲間が行くと必ず頼むのが、栃尾の油揚げとだし巻卵。 マスターの長谷川さんは新潟県栃尾市のご出身。栃尾の油揚げといえば大きくて、厚くて・・・ってんで有名ですが、それを焼いてあんかけをかけて出してくれるのだ。ここで使う油揚げは現在も栃尾在住のマスターのお兄さんが、地元の老舗で確保して送ってくれるたしかなもの。（お兄さんがおっしゃるには「最近できた店のものが、駅の売店なんかで買えるけど、あれは油揚げじゃない。厚揚げだ。」とのこと。） ２００９年９月３０日のメニューは、
と、四谷三丁目時代と同じ味が楽しめます。 お勘定をお願いするとアイスキャンディーを貰えるのは変わってない。 【来会楽のデータ】 品川区小山台１−２８−２ （東急目黒線武蔵小山駅から徒歩５分。） 電話 ０３−５７２４−３５１５ だいたい夕方６時過ぎから１２時まで。 東急目黒線武蔵小山駅東口を出て、駅ビル沿いに目黒方面に歩き、駐輪場右の細い通路を抜け、さらに遊歩道公園を進み、クルマ通りのある商店街に出たら、左へ折れると右側に「来会楽」があります。 |
