最終更新２００４．５．２３）
神田 加賀屋ぴなが元気を貰いに行く店です。１５年ほど前、大手町勤務だったぴなが月に２〜３回、お世話になっていた店。「加賀屋」ってのれん分けしているのか、本郷三丁目にも神楽坂にもありますが、今回ご紹介するのは神田の加賀屋です。 今では、年に数回だけど、マスターもママもいつでも温かく迎えてくれます。仕事やプライベートでへこんだときに、フラっと一人で呑みに行きます。 とにかく、居酒屋です。それ以上、説明のしようがありません。夕方５時過ぎから客が入りはじめて６時にはもうワイワイ。勤め帰りの人の割合が９割を超えているでしょう。聞こえてくるネタも職場の話が半分。 ここの売りは、何といっても豊富なメニュー。焼き物１８品、焼き魚６品、串焼き１７品と焼くだけでこんな調子。 刺し身８品、酢の物４品、サラダ７品、炒めもの８品、揚げ物２５品、その他の一品料理が４１品（メニューを数えてるだけで疲れる(笑)） なんとこれだけで１３０品以上（４００円〜５００円がメイン）。居酒屋の定番はまず押さえてあると言って間違いはないでしょう。 飲み物もひととおりあります。惜しむらくは日本酒の品揃えがそれほど多くないこと。常時冷えているのは、男山、鬼ころし、澤の井、磯じまん（いずれも一合５００円）。これ以外にもあるらしい。「らしい」というのは、実はぴなは、ここではぽんしゅを呑まない。 ここに来たら必ずホッピーなのだ。これは、もう説明ができない。ひよこの刷り込み、パブロフの犬。加賀屋と言えばホッピーなのだ。 さて、上記１３０種類のメニューに迷うことはない。ぴなの定番は決まっている。 スタミナ焼き（牛肉の串焼き。ニンニクの効いた濃厚なタレで焼いている）、加賀屋豆腐（豆腐に、マグロ・納豆・山芋・ワカメ・うずら生卵が乗っていて、それに若干甘目のタレがかかっている）、にら玉、ポテサラ。これにホッピー２杯飲んで満腹になって３０００円ちょい。 店員さんも皆若い人たちだけど、物凄くよく気がつく。洗い物をしながらも、目は客のオーダーの動きを追ってるし、お湯割のポットも最初の一杯を客が作りおわる迄は目を離さない。（ポットの使い方がわかるかどうかを見ていてくれる。） 神田で呑むなら、つまらんチェーンの居酒屋に行くよりも加賀屋が絶対お勧め。 メニューの一部（値段は２００２年頃のもの）
（サワーは、二杯目から中身（焼酎）200円、外（サワー等）250円で追加していける。配分が難しい(笑)） データ神田 加賀屋千代田区内神田２−９−９ 電話０３−３２５４−９８７７ ＪＲ神田駅西口、西口商店街を他の居酒屋に目もくれず、ひたすら歩く。３分くらい歩いて、だんだん店も途切れて不安になったころ、左側セレクトイン・キムラの２軒ほど手前（駅寄り）の２階。 ５時頃から開店（しているんだと思う）。つまみのラストオーダー１０時半くらい。広い店だが７時頃は電話を入れた方が無難だと思う。 |