夢酒 知花良い店ですぜ。東京駅から歩いて３分だから、いろんな所からのアクセスがいい。まず、日本各地の地ビールが週替わりで出る。生ビールは、キリン・ブラオマイスター（生）。これが呑める店はあまりないので、これだけでも値打ち。ベルギービールも種類は少ないが置いてある。 このほか、焼酎も森伊蔵、伊佐美、ダバダ火振・・・といったところを押さえているし、ワインもある。  しかし、何といっても日本酒の品揃えが抜群だ。ここの日本酒は、ソムリエの森さんが全国の蔵元を歩いて、旨い酒を探してくるのだ。だから、いわゆる有名な酒でないものも多数置いてある。メニューに無い酒がでることもあるので、店員さんに聞いてみるといい。ちなみに森さん、酒の味わいをオリジナルなチャート（というかマトリックスというか）にして、置いてある酒をメロウ、ソフト、ドライ等に分類している。通常のところで見る「日本酒度」「糖度」のマトリックスと違い、わかりやすい。メニューの最後のページにあるので、確かめてみるといい。（絶対的な味わいは、人によって違うので、相対的な味わいの違いを感じるのが良いと思う。） 料理も素晴らしい。 「和食創作料理」と銘打っているだけのことはある。毎月、厨房スタッフが新しいメニューを数種類考えて試作する。それをオーナー（もともとは不動産屋さんらしい）が食べてＯＫが出たものだけメニューに加えるんだそうだ。で、前の月までにあまり評判のよくなかったメニューは落としてしまう。行くたびに新しいメニューがあるという訳だ。 ぴなのおすすめメニューは「肉じゃがローズマリー（００年５月時点ではメニューからはずれてる）」「かぼちゃのコロッケ」といったところか。冬場は鍋もあるのだが、如何せん、ひとりで飲みに行くぴなは食したことがないので、コメントができない。  で、酒よりも、料理よりも、ぴなの一番のお気に入り、それは店の雰囲気なのだ。ホールを受け持つ若いお嬢さん・お兄さん方。この人たちが、メニューを熟知しているだけでなく、とにかくよく気配りができるのだ。若いお運びさんなんて・・・って想ったら罰があたる。注文しようと思ってちょっと手を挙げれば、既に横に待機しているのだ。店員さん同士で話していて、なかなか注文を取りに来てくれないなんてことがない。言ってみれば体育会系のノリかな。 とにかく一度行ってみてくださいな。最近は混んでるので、是非予約を入れていって下さいな。店で名前を告げたら「お待ちしてましたっ！」の声で迎えてくれますよ。 詳しくいメニュー等はこちらへ。 ＃ なお、「夢酒 知花」開店時の店長石井さん（左写真）は、系列店「夢酒 みずき」（銀座）にいらっしゃいます。変わらない元気な笑顔で迎えてくれますよ。 【データ】 夢酒 知花（むっしゅ ちはな） 住所 〒103-0028 東京都中央区八重洲１−７−１０ 今井ビルＢ１ （東京駅八重洲口から徒歩３分、地下鉄銀座線日本橋駅から徒歩３） 電話 ０３−３２４５−１６６６ 営業時間 月〜金 １７：３０〜２３：００ 土 １６：００〜２２：００ 定休日 日・祝日 キャパ テーブル２６席、掘りごたつ２８席、個室（１０席）  |
